BとD

A、B、C、D、Eの5人のうち2人は常に本当のことを言う
正直者で、あとの3人は嘘つきだが、その発言内容は本
当のときもある。

彼らに誰が嘘つきか尋ねたところ次のように応えた。
正直者は誰と誰でしょうか。

A 「BとEは嘘つきでない」
B 「Cは嘘つきである」
C 「Dは嘘つきである」
D 「Eは嘘つきである」
E 「BとCは嘘つきである」

<<解説>>
Aが正直者だとすると、Aの発言より、B、Eも正直者である
から、正直者が3人いることになり、仮定に反する。
よってAは嘘つきである。
残りB、C、D、Eのうち2人だけが、正直者だが、B〜Eから
2人だけ選ぶ組み合わせは
 (B,C) (B,D) (B,E) (C,D) (C,E) (D,E)であ
るが、このうち、2人とも正直者である組み合わせが、どれで
あるかを考える。
BはCを嘘つきだと言っているので、(B,C)はありえない。
同じように、(B,E) (C,D) (C,E) (D,E)の組み合わせ
では1人が他方を嘘つきであると言っているので、これらの
組み合わせは矛盾する。
矛盾しないのは、 (B,D)だけであり、正直者が2人いるの
なら、BとDということになる。