ネコでもわかる解き方を発見した方へ(そうでない方にはヒントになります)  
 パズルのおもしろさは、難しくても解き方が分か れば、なーん
だ簡単じゃないか、と思えるその落差 にあるともいえるでしょう。
もしあなたがこのパズ ルを解くに当たって、試行錯誤の末に、
或いは空間 座標を用いて解いた後に、あ然とするような解法を
発見したのであれば、これほど落差のあるものは、 古今東西
ないだろうという程にお感じになったこと でしょう。
 では一体、この解法への発想を妨げるも のは何だとお考えに
なりますか。
  そうです。それは重力に起因する固定観念です。

 正四面体を宇宙に浮かべた理由の一つは、重力の呪縛
から解放された状態を想像して頂くためでもあります。その
下のイラストは一見複雑そうに見えますが、もし曲線を除く
部分の立体模型が目の前にあれば、固定観念のままで、
たやすく解ける方法を暗示してくれることでしょう。その周り
の曲線は上記の「法則」に見出される回転を表しています。
そしてこの回転によって生じる無限に連続する変化の中に
我々が特別なものとして認識する、上記で言うところの2種
類が出現します。

 一方は、固定観念のままで誰でも容易に発見できる切
り口が三角形のもの、他方は固定観念のままでは熟考を
要する、切り口が四角形のものです。
 ここで前者を我々が日常認識している3次元の世界観、
後者を4次元時空に対応させるのも面白いものがあります。
更に、この延長でいけば、問題文でいう「法則」が対応する
ものは、「宇宙誕生の背後にあるもの」ということになりまし
ょうか。
                              辻 勝久
この問題と解答は将来、著作物に掲載し、トップページ最下欄でお知らせします。
このページでは宇宙の構造や相対性理論についても書きたいと思っています。
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